土地家屋調査士のお勉強

不動産登記法、民法を中心にまとめました。

嘱託登記の添付情報

嘱託書に記名押印する際、嘱託者の印鑑証明書は必要ない。 不動産登記令 第十六条1 申請人又はその代表者若しくは代理人は、法務省令で定める場合を除き、申請情報を記載した書面に記名押印しなければならない。2 前項の場合において、申請情報を記載した…

地役権で抑えるポイントをまとめました。

試験に直接は出にくいかもしれないけど、知識として身につけておきたい地役権です。 抑えるところ 地役権は、他人の土地(承益地)を自己の土地(要益地)の便益に供する権利 便益に供するとは、これによって要益地の使用価値が増大すること。自分の土地が囲…

測量士補の試験は受かればいいものではない

土地家屋調査士の資格を取る一番の近道が、測量士補の資格を取得して、午前の試験を免除にすること。このために測量士補を受験しにきている人がいます。 僕も今年測量士補を受験しました。手応えは、28点満点中23点くらいで合格するだろうと思っていたものの…

制限行為能力者のまとめ

制限行為能力者には、成年被後見人、被保佐人、被補助人、未成年の4つがある。これらがどう違うのかまとめてみた。 成年被後見人 成年被後見人とは、精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者で、家庭裁判所より後見開始の審判を受けたもの…

土地家屋調査士法の抑えるポイント(業務の規律)

よく問題に出されるポイントを書いていきます。 職印を定めること 保存年限 補助者について 元公務員の調査士について 職印を定めること 職印の彫刻及び規格が調査士会の会則で定まっている。ただし、職印を改めた場合、法務局又は地方法務局の長に届け出る…

土地家屋調査士法で抑えるポイント(登録の取り消しについて)

調査士の登録が取り消される原因 調査士の登録が取り消された後 調査士の登録が取り消される原因 2年以上業務を行わないとき 身体又は精神の衰弱により業務がおこなうことができないとき この場合、登録審査会の議決に基づいてしなければならない。登録を取…

登記識別情報についてまとめ

登記識別情報とは 2桁の数字と記号の組み合わせで、登記済証に代わる新しいものです。パスワードみたいでかっこいいです。 登記識別情報自体が不動産の権利を表しているわけではなく、登記の申請人が登記名義人本人であることを確認するための本人確認手段…

代理

第112条 代理権の消滅は善意の第三者に対抗することができない。 判例 登記された後、退任した社会福祉法人の理事が代表者として第三者と取引した場合、善意の第三者に対抗できる。 第三者が登記簿を閲覧することが不可能な事情があった場合は本条が適用され…

建物の全部事項証明書の例について

建物の全部事項証明書 附属建物が表題登記された場合の建物全部事項証明書 このように附属建物の原因及びその日付欄が空欄になっています。この場合は、主となる建物が新築した日付である平成20年11月1日と同じと考えてください。根拠法令は、不動産登記実務…

共用部分である旨の登記に必要な書類について(不動産登記令別表)

不動産登記令別表第18項について イ 共用部分である旨を定めた規約を設定したことを証する情報 規約の設定を決議した集会の議事録(区分所有法42条・66条)を提供しなければならならず、その場合、議事録署名人の印鑑証明書の添付も必要です。 ロ 所有権…

建物表題登記の申請に必要なもの

建物表題登記申請書の一部 申請書の添付書類について、不動産登記令別表に書かれていることを解釈します。 イ 建物図面ロ 各階平面図ハ 表題部所有者となる者が所有権を有することを証する情報 確認済証及び検査済証 工事完了引渡証明書 工事完了売渡証明書 …

共用部分の登記の解釈について(不動産登記法第58条)

不動産登記法第58条第3項 条文「共用部分である旨の登記又は団地共用部分である旨の登記は、当該共用部分又は団地共用部分である建物に所有権等の登記以外の権利に関する登記があるときは、当該権利に関する登記に係る権利の登記名義人(当該権利に関する登…

合体による登記等の申請について(不動産登記法第49条、50条)

不動産登記法第49条 条文「二以上の建物が合体して一個の建物となった場合において、次の各号に掲げるときは、それぞれ当該各号に定める者は、当該合体の日から一月以内に、合体後の建物についての建物の表題登記及び合体前の建物についての建物の表題部の登…

区分建物の表題登記の申請方法の理解の仕方(不動産登記法第48条)

区分建物として法務局に申請する場合には、建物表題登記の申請ではなく区分建物表題登記という登記になる。 なお、一般的な分譲マンションについては、建物が完成した段階で、法務局に区分建物表題登記を申請して、建物内のそれぞれの独立した部分を、販売す…

民法第94条第2項の類推適用の考え方

民法第94条の考え方は非常に難しいです。色々な本やらサイトを見て理解できました。 まずは条文。 (虚偽表示)第94条 1 相手方と通じてした虚偽の意思表示は、無効とする。2 前項の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。 …